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会員加入について

循環社会推進協議会へのお誘い

ご挨拶

理事、事務局革新委員 前田 雅彦

本協議会は2013年に任意団体として誕生以来、エネルギーキャリアとしてのマグネシウムの循環利用によってエネルギー問題を解決すべく地道に啓蒙活動を続けて参りました。2017年に一般社団法人になってからは、その目的の実現に向けてより一層具体的に取り組むべく課題を見直し体制を整えながら着実に展開しております。

私自身はエネルギーともマグネシウムとも関係のない業界に身を置いて来ましたが、2011年の東日本大震災の後、勤めていた会社の経営者から何かエネルギー関連で社会に貢献出来る事業はないだろうかと相談を受け、それを探し始めたことから人生の方向が変わり、マグネシウムの製錬技術の開発に関わることになり、本会とのご縁がつながりました。

本会の活動を通して多くの素晴らしい方々とお会いすることが出来ました。会のメンバーはそれぞれ自分が勤める会社等でそれぞれの立場があり、必ずしもいつも会の活動に自らのマンパワーを思い通りに振り向けられる訳ではありません。それでもこの会の活動が継続出来ているのは、会の理念に共感し、その実現に貢献したいという想いを抱いた侍たちによって支えられて来たからです。改めて本会の活動を支えて来てくださった皆様に敬意を表したいと思います。

久米島プロジェクトのような具体的な地域振興の案件やグリーンピジョン法などの技術開発案件に取り組む中で歩を進めると新たな景色が見えてくるもので、会の活動内容も幅が広がり、改めて私たちが創り出すべき価値と理念の見直しが行われました。マグネシウムの生産、利用と再生だけが目的ではないこと、再生可能エネルギー等の未利用のグリーンなエネルギーを用いてマグネシウム等の金属製錬を行うことはエネルギーを貯蔵することであること、そうして生産した「グリーンマテリアル」の循環利用によりエネルギー問題の解決に貢献出来ること、そのための嚆矢としてマグネシウムを位置づけることなど、手段と目的を見直し、団体名を一般社団法人循環社会推進協議会に変更することにいたしました。実際に創出される価値はエネルギー問題だけに止まらず、地域振興への貢献とかカーボンニュートラルへの貢献とか多岐にわたります。私たちは資源利用の川上から川下までをフルスペックで取り組むことによって新しい循環型産業の創出という価値の創造を目指します。

私たちの活動は新しいステージに入りました。新たに見えてきた未知の広野で新たなチャレンジをすることは容易なことではありませんが、メンバーが充実して来ており、資源の安全保障面からも必然性が高まり、天の時、地の利、人の和の条件が整いつつあります。その中でも、当会は企業のようにスタッフを抱えている組織ではなく、多数の企業や大学が協力し合うプラットフォームですので、人の和を生み出し生産的なパワーと成果を創り出す運営力が鍵となります。微力ではありますが、当会が創造的な活力をもって社会貢献が出来るよう事務局としてお役に立ちたいと考える次第です。今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

お問い合わせ及び連絡先

事務局長

熊谷 枝折(代表理事)
電話:090-3752-0002
E-mail:s-kumagai@ksf@biglobe.ne.jp

開発委員会・事務局

前田 雅彦
電話:090-6945-1010
E-mail:maeda918@khc.biglobe.ne.jp

事務局

高田 賢一(不二ライトメタル(株))
電話:0968-78-2123
E-mail:ktakada@fujisash.net

〒980-0812 仙台市青葉区片平二丁目1-1 022-217-3884(TEL/FAX)